吉岡内科医院 管理栄養士2023年4月
春は入学、新社会人等、人生の門出の季節です。それぞれ夢を持って歩きだします。コロナ禍3年、少しずつ生活環境も変わってきたような気がします。 食品、その他の値上げが気になりますが、春の新しい食材も出回ってきます。3度の食事に上手に取り入れ、健康で楽しい毎日を送りましょう。
お弁当作りの良さは、時間・経済面での節約や自分の口にあった食事ができることにあります。また、栄養バランスやカロリーコントロールが自由自在になるのも魅力です。 お弁当作りはそれなりの技術と時間のやりくりが必要です。はじめは面倒でも、毎日作り続けていくと、自分なりのリズムが生活の中に組み込まれていきます。
吉岡内科医院 管理栄養士2022年10月
暑い日々が終わり、爽やかな秋がきました。しかし食品の値上げ、気になりますね。 一人暮らし、家族、それぞれ生活の状況を考えながら健康で過ごすことが大切です。 さて、一日の食事、朝・昼・夕、それぞれ食事作りを考えますが、今回は朝食について考えてみました。
私たちのからだは約24.5時間のリズムを持っています。このリズムを作るのが体内時計です。実際の1日の長さは24時間、からだの時間は毎日0.5時間ずつずれてきます。これをリセットするのが朝の光です。同じように食事も体内時計を整える効果があります。 食生活と1日のリズムには相関関係があります。 遅い時間の夕食や夜食は朝食をとる時間がずれ、体内時計のリセット時間は遅くなり、一日のリズムは後ろにずれていってしまいます。夜型の人は生活リズムだけでなく、欠食や食事内容に問題がある可能性があります。食事のあり方を見直す事も必要ではないでしょうか。
朝食のかたちは人それぞれです。 朝食は眠っているからだを目覚めさせる最初の食事です。 空っぽになったからだにエネルギーを補給し、栄養代謝を円滑にする水分を補給します。素早くエネルギーになる糖質の補給はご飯やパン、シリアルやフルーツ・お芋などで、水分の補給は水、お茶、スープや味噌汁・牛乳やジュースなどでしています。時間があれば、もっと料理の数が増え、栄養バランスの良い朝食になります。 朝食習慣、子供の頃から身につけてほしいと思います。