吉岡内科医院 管理栄養士
2014年1月
冬から春への食卓
待ち遠しい春まで、季節はゆっくり変わります。
暖房のある温かいお部屋でも、じっとしているとからだの中まで冷え込みます。
冷えたからだは、インフルエンザやノロウィルスの心地よい住みか。冬の食事はからだを温めることが第一。温かい食事は免疫力を高め、抵抗力のあるからだを作ります。
旬の野菜は冷たい風や雨、雪に耐えて甘さをまします。冷たい海水で育ったワカメは豊富なミネラルを、魚は脂肪を蓄えています。おいしい冬の食材を上手にとりいれて、からだの中から温める楽しい食事で春の訪れを待ちましょう。
小豆粥
小豆の赤色がきれいなお粥です。
お餅は柱。お餅が入った存在感のあるお粥です。
材料 | |
---|---|
米 | |
水 | |
小豆 | |
餅 | |
塩 |
作り方
- 小豆を茹でておく。
- 米を洗い5〜6倍の水を入れ、粥を作る。
- 粥に煮た小豆と汁を入れ、2cm角に切った餅を入れ、塩で味付けする。
- 好みにより、食べるとき砂糖をかける。
カリフラワー入りカレースープ
冷えきったからだに先ずは一皿のスープ。カレースープは持続する温かさです。
子供にも、お年寄りにも喜ばれるスープです。
材料(2人分) | |
---|---|
じゃがいも | 80g |
人参 | 20g |
玉葱 | 80g |
豚三枚肉 | 40g |
油 | |
カレー粉 | |
ブイヨンキューブ(固形) | |
水 | 400cc |
牛乳 | 100cc |
カリフラワー | 80g |
塩 |
作り方
- じゃがいもは4つ切り、人参1cm角切り、玉葱4つ切り、豚肉1cmに切る。
- 鍋に油を入れ、野菜、肉を炒め、カレー粉を入れ軽く炒め水、を加え、ブイヨンキューブを加えて煮る。
- 茹でたカリフラワーを加え、水溶き小麦粉、牛乳を入れ味をととのえる。
ぶりの洋風照り焼き
ウスターソースとレモンの組み合わせが新鮮です。是非お試しください。
材料 | |
---|---|
ぶり | |
塩・コショウ | |
油 | |
ウスターソース | |
レモン汁 | |
みりん |
作り方
- ぶりに塩、コショウをし、熱したフライパンに油を入れて焼く。
- ウスターソース、レモン汁を1:0.7、みりん少々を混ぜたタレを1.に入れ、両面からませる。
- 青みを添える。
鶏肉とさつま芋の甘辛炒め
おやつのようなおいしいお惣菜。おいしくて食べ過ぎてしまうのがチョッと危険かも。
材料 | |
---|---|
鶏もも肉 | |
さつま芋 | |
みりん・醤油 | |
油 | |
醤油・砂糖 |
作り方
- 鶏肉は広げて筋を切り、2cm角に切る。みりん・醤油につける。
- さつま芋は1cmの輪切りにし、電子レンジで5〜6分加熱する。
- 1.2.の鶏肉とさつま芋に片栗粉をつける。
- フライパンに油を入れ、鶏肉をよく炒め、さつま芋を加えて、砂糖醤油をからめる。
ワカメと長ねぎの和え物
旬のやわらかいワカメと甘さをました長ねぎをシンプルな味つけでまとめました。
材料 | |
---|---|
鶏ササミ | |
ワカメ | |
長葱 | |
きゅうり | |
ゆずポン酢 | |
サラダ油・砂糖 |
作り方
- 鶏ササミを茹でて、さいておく。
- 長葱は白髪葱(細いせん切り)にし、水にさらす。
- きゅうりはせん切り、ワカメは水につけて戻し、適当な大きさに切る。
- ポン酢、サラダ油、砂糖少々で和える。
(調味料の割合はお好みで)
オレンジサラダ
色鮮やかなフルーツのサラダ。食欲をそそる大人の味です。
材料 | |
---|---|
オレンジ | 2個 |
紫玉葱 | 1/4個 |
黒オリーブ | 15g |
オリーブ油 | 大さじ1〜2 |
塩・コショウ |
作り方
- オレンジは5mmの輪切りにする。
- 玉葱はスライスし水にさらす。
- 皿に1.2.のオレンジ、玉葱、オリーブをのせる。
- 塩、コショウ、オリーブ油をかける。
(塩はやや多めのほうが味がしまる)
キャラメルりんご
お鍋ひとつでできる手作りデザート。余ったりんごがあったら作ってみましょう。
材料 | |
---|---|
リンゴ | 1個 |
水 | 100cc |
砂糖 | 60g〜 |
バター | 20g |
作り方
- リンゴは皮をむき8等分する。
- 鍋に水を入れ、バター、砂糖をいれ加熱する。
- 1.のリンゴをいれ、ゆっくり色がつくまで煮る。
(他のフルーツ、レーズン、苺などを加える)
料理は応用と工夫。大切な食材、限りある資源、与えられた毎日の食事、それぞれの状況にあわせ、心をこめて作り、楽しく食べましょう。
料理制作「食を楽しむ会 F&F」
あなたやご家族の食事を応援します。
血糖値や血圧が高い、コレステロール、体重増加、減少など、病気を引き起こすさまざまなからだの変化は食習慣の偏りが原因となっていることが多いようです。
減量や高血圧症、脂質異常症、糖尿病や腎臓病など食事療法が必要なとき、その食事に負担を感じてしまっている方に、ダイエットに行き詰ってしまたときに、あなたや家族にあった食材・献立選び、とり方など食事のアドバイスをしています。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:吉岡内科医院
>>吉岡内科医院のサイトへ戻る
※内容によっては掲載できない場合があります。
※一度限りの受診の方はコメントをご遠慮ください。理由は >>ご利用にあたってへ。
※こちらはクリニックのサイトではなく、コメント欄でのお問い合わせには対応できません。
クリニックや先生へのご連絡には使用できません。
当ブログは記事に書かれた医療機関ではなく、コソガイが運営しております。
詳細は取材先へ直接お問い合わせください。コソガイへのご連絡はご連絡フォームへ。