保健所

保健所という言葉自体は多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。でも、実際にどんなことをしているのかということは知っているようで知らない。
そこで今回、コソガイでは、神奈川県の元医療課長で現在は茅ケ崎保健福祉事務所所長の相原雄幸さんに保健所について伺ってきました。実に保健所では、「えー、こんなこともしているの!」と私たちが思っている以上に様々な仕事をしていました。

お話を伺った茅ケ崎保健福祉事務所では、さらにたばこや性教育などをテーマに、各種講義や学校への出前講座を開催したり、不妊申請が保健業務であることからも妊活(妊娠活動)の出張講座なども企画したりしているそうです。


私たちの住む神奈川県では、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市がそれぞれ設置しており、名称も多少違う場合があります。その他の市町村では県が設置しています。ですから我が鎌倉では、神奈川県立鎌倉保健福祉事務所となっています。
市町村は乳幼児健診、こどもへの予防接種のお知らせ、健康相談、成人病・がん検診、訪問指導など住民への直接的なサービス(第一次予防)をおこなうのに対して、県の保健所は広域的・専門的な保健サービス(第二次予防)を提供しています。そのためわたしたち住民からしてみるとあまり身近には感じませんが、まさに私たちの健康や衛生を支える心強い存在と言えそうです。